医師紹介
医師紹介
私は1989年に地元の島根医科大学医学部を卒業しました。
父親が島根県の県立高校の英語教師をしていたため出生は邑智郡川本町、幼稚園より大社町で育ちました。小学校2年生からサッカーを始め高校までは本格的に活動していたため(朝は7時から朝練習、昼はグラウンド整備、夜は日が暮れるまで練習でした)、怪我で整形外科に受診することが多く、そのためか仕事は整形外科を選んだような気がします。
卒業後は大学院に入学し、解剖学教室で学びました。
初めての病院は三重県志摩郡大王町、国民健康保険大王町立病院内科に勤務することとなり2年間働きました。小さな病院で内科医師自分を含め2名外科2名でした。悩んだときは英虞湾の景色をよく眺めたものでした。週末に外勤で来られた京都大学内科医師の方々には大変お世話になりました。一緒に英虞湾や伊勢市の宮川でカヌーをしたり、英虞湾の真珠のいかだで昼寝もしました。
その後整形外科の仕事を始めました。主には2000年から2002年USA, Harvard medical school, New England Baptist Hospital勤務、2007年から済生会宇都宮病院、2018年からは荻窪病院で、主に膝の治療をしました。
手術は今まで約6000件です。多い疾患では、四肢の骨折手術1
現在、私はおおよそ60歳になりました。今後もこの働き方を続けることも考えましたが手術を行えるには時間的、数的に限りがあります。それよりも今まで培ってきた知識、経験を活かし数多くの方々に的確な医療、また予防医学で貢献できたらどうかと考えておりました。
幸い、今勤務している病院から近く、西荻窪駅から100m前後 徒歩1分と利便性が良い場所が見つかり、10月で開院することになりました。
整形外科の治療に関しては、記載したように特にどこの部位しか診ないといった姿勢は36年持たなかったので、どこの部位でも診ることができます。どの部位でも専門的な知識も持ち、正確な診断、治療を行えるものと思っています。
その他内科的な抗加齢医学、生活習慣病、漢方治療、関節リウマチを含めた自己免疫疾患の治療も行います。
また手術をした方が、ご本人にとって良いと判断した時はそのように説明します。手術をお願いするときは私が信頼できる医師に紹介したいと思います。また私も余裕が出来れば手術室を提供していただける病院へ出向き執刀できればと思います。
日本は世界で最も寿命が長いです。しかし健康寿命は短いことも知られています。ご高齢になってから対策を立てるのは遅いです。遅くとも30歳代後半からはご自分の状態を知り、対策を立てることが必要と考えています。おそらく世界ではこの流れに移ります。
健康寿命に整形外科が占めるweightは大きいです。何歳になっても歩ける、丈夫な骨を維持し骨折を少なくすることは健康寿命に最も大切な事です。多くの知識を活かし、生活指導など含めアドバイスをして貢献したいと思います。
アメリカの病院で働いている時も強く感じましたが海外、特に欧米では、日本と違い職種による立場、あるいは年齢、役職は関係なく皆いきいきと仕事にprideを持ち平等に働かれていました。できればそのような職場環境を作りたいと思い診療理念に掲げました。
どうぞよろしくお願いいたします。
にしおぎくぼ整形外科 院長森山 一郎(もりやま いちろう)
1989年 | 島根医科大学医学部 卒業 |
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同年 | 島根医科大学院 解剖学教室 |
1991年~1992年 | 国民健康保険大王町立病院 |
2000年~2002年 | Harvard Medical School, New England Baptist Hospital, clinical fellow |
2007年~ | 済生会宇都宮病院 |
2018年~ | 荻窪病院 |
2024年10月 | にしおぎくぼ整形外科 開院 |